佐藤丈平商店のあゆみ
早島おもてブランド

岡山県早島町はイ草栽培に適した地でした。
江戸時代中期には「早島表」の名で大阪・江戸を経由して全国に出荷されました。
早島表ブランドは江戸の小説家滝沢馬琴の『夢相兵衛胡蝶物語』の一節に「近頃表かえした早島の席薦へ心なく酒をこぼすとき」と記されるほど高まっていました。
明治になると花ござ工場が多く設立され、昭和中期にはイ草作付面積・畳表生産量ともに、最高を 記録するようになりました。
早島町では、「花ござ手織り伝承館」が公共建設され、町の誇りとして技能伝承がなされています。
(早島町HPより一部抜粋)

早島表
100年の伝統

早島表ブランドの隆盛と共に、佐藤丈平商店は生まれました。
その後、生活様式の洋風化と共にイ草産業は衰退していくこととなります。
しかし、当社は早島に残る数少ないござ生産者として、今なお商売を続けています。
お客様からのご愛顧に支えられた当社は、2019年で創業:100年を迎えます。

佐藤丈平商店の倉庫
職人の業

早島で磨かれた花ござ作りの技術は、「親から子に、そして子から孫に」と、受継がれてきました。
洋風文化が普及する中、当社が商売を続けられてきた要因は何でしょうか?
私は、「職人の業とプライド」だと思っています。
自慢の技術で、一つ一つ真心を込めて茣蓙を編む。
その積み重ねが、長年お客様からご愛顧頂き約100年営業できた「証」だと、私は信じています。

茣蓙を編む
会社概要
会社名 株式会社佐藤丈平商店
住所 〒701-0303 岡山県都窪郡早島町前潟91番地
創業 大正8年(98年目)
電話 / FAX 086-482-0121 / 086-482-3651
メールアドレス jyouhei@estate.ocn.ne.jp
代表者 佐藤博文
特定商取引法に基づく表記 コチラをご参照下さい